老化を抑える食事

最終更新: 1日前

老化原因物質AGEは、終末糖化産物と言われ、がん、心筋梗塞、骨粗鬆症、アルツハイマー病、メタボ、更年期障害だけでなく、肌のしわ、たるみ、薄毛など外見に関わっていることがわかっています。

AGEをためない食事、食材、AGE値を下げる方法について書いていきます。


AGEがたまるしくみ

①体内で作られる「内因的なAGE」

 AGEの蓄積量は、「血糖値×持続時間」で決まります。

 血糖値とは、血液中のブドウ糖の量。ブドウ糖の濃度が高い程たんぱく質と  むすびつきやすくなり、糖化を促進します。


②食べ物から体内に入る「外因的なAGE」

 食べ物に含まれるAGEの7%が体内に蓄積されます。

 一度蓄積されると15年も体内にとどまり続けます

 糖尿病などは、血糖値を正常化してもすぐにAGEは減らないため、治療後も  病気が進行する可能性があります。



AGEをためない食べ方のコツ

①AGEを多く含む食品を食べすぎない。

 ベーコン・フランクフルトなどの燻製・加工食品、エキストラバージンオイル、  バター、パルメザンチーズなど多く含まれるので、毎日食べ続けない、  食べ過ぎないようにしましょう。


②血糖値をあげにくい「GI値」の低い食品を選ぶ。

 白米より玄米、うどんよりそば、食パンよりフランスパンを選ぶ方が、  食後血糖値を抑えやすい。


③食べる順番を工夫する。

 食物繊維→タンパク質→糖質 の順で食べましょう。

 

④ファーストフードはなるべく避ける。

⑤甘みづけされた清涼飲料水は控えめにする。

⑥時間をかけてゆっくり食べる。



AGEを抑える調理の基本

AGEを増やさない理想的な調理法

 生→蒸す・茹でる→煮る→炒める→焼く→揚げる



 調理法

①50度洗い  50度のお湯をためて洗い、ザルにあげて水けをきり、すぐ使わない場合は冷蔵庫に  すぐにサラダにする場合は冷水で引き締めましょう。

 汚れがよく落ち、アクや臭みが減り、旨味や甘味が増します。  野菜は元気になり、肉や魚は酸化物や不要な油が落ち、ふっくらさっぱりし、  日持ちもします。


②べジブロス ベジタブル(野菜)+ブロス(だし)

 野菜の切れ端をコトコト20~30分弱火で煮ます。

 野菜の切れ端には「ファイトケミカル」という抗酸化物質があり、玉ねぎのケルセチン、  にんじんのβカロテン、トマトのリコピンなどがあります。ファイトケミカルは老化の

 進行を遅らせる効果があるので、だしを取って濃縮すると効果がある。


③低温スチーミング

 70度の低温で蒸すと、食材の旨味や栄養を最大限に引き出せます。  食材の酵素が活性化し、旨みを熟成させる効果があります。調理時間の短縮になり、  素材を活かした美味しく健康的な料理に仕上がります。

 

④ウォーターソテー

 AGEを増やす大敵は油。油の代わりに水を使って具材を炒めましょう。  加熱した油はAGEが高いうえ、酸化物質となります。  油は良質な油を少量、仕上げに入れましょう。