栄養とは
①食事を摂る
②消化・分解され吸収される
③エネルギー源となったり体の組織を作ったり、生体機能を調整する
体で行われるこれらの一連の営みを栄養と言います。
栄養素とは
栄養のために必要な物質を栄養素と言います。
5大栄養素
炭水化物 / 糖質(3大栄養素)
炭素と水素の化合物で、消化されてエネルギー源となる。
脂質(3大栄養素)
エネルギー源や細胞膜を構成する。
たんぱく質(3大栄養素)
筋肉・臓器・皮膚・髪などの体構成、ホルモン・酵素・抗体などの体調節機能をする。 豆・卵・肉・魚などに含まれる。 ミネラル(5大栄養素)
カルシウム、リン、カリウムなど。 生体を構成する主要な4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外のものの総称。
ビタミン(5大栄養素)
人体の機能を正常に保つ。体内ではほとんど合成できないため食物から摂取する。 食物繊維(第6の栄養素)
整腸作用など有用な働きをする。人の消化酵素で消化できない。 ブドウ糖
脳がエネルギーとして利用できる唯一の物質。動植物が活動するためのエネルギー。 アミノ酸
エネルギー産生栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する有機化合物。
カリウム
人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする。
カルシウム
人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する。
マグネシウム
ミネラルの一種で、リンやカルシウムとともに骨を形成し、さまざまな代謝を助ける。
リン
人体に必要なミネラルの一種で骨や歯を形成する。体内のさまざまな細胞に存在する。 鉄
ミネラルの一種で、赤血球のヘモグロビンに多く存在する。不足すると貧血を起こす。
ナトリウム
人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする。 食塩に含まれる。 タウリン
たんぱく質が分解される過程ででき、コレステロールの吸収を抑える。 魚介類や軟体動物に多く含まれる。
中性脂肪
体脂肪の大部分を占める。
肉や魚・食用油など食品中の脂質に含まれる。 不飽和脂肪酸
脂肪の構成要素である脂肪酸のうち、植物や魚の脂に多く含まれるもの。
体内で合成できないため、摂取する必要がある必須脂肪酸はこれに含まれる。
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